易占
52、艮為山、4爻、停止、山を連ねているさまが艮である。根っこがしっかりしていれば動いても問題ない。土台、中心、軸。
8、水地比、3爻、親しむ、提携。地が水をたたえているさまが比である。親しむことで道が通る、しかし親しむかどうか見極めないと通らない。無理に親しむ必要もないかも。
20、風地観、4爻、監察、自戒、風が大地の上を吹きわたっていくさまが観である。風は目にみえない、揺らされるもの、肌で感じるからわかる。よく観る。全てを。
48、水風井、慈愛、井戸。木の上にまで水の養いが達するさまが井である。何が来て去っても静かに清澄に存在しているものを大切に。
22、山火蕡、初爻、沸き立つ、装飾。山の麓に火のあるさまが蕡である。中身を充実させてみよう。
5、水天需、4爻、待機、エネルギーの補給。雲が天に昇り、雨降らんとするさまが需である。その時は必ずくる、焦らず待つことを楽しむ、たとえ今が大変でも。
15、地山謙、4爻、謙虚、謙遜、高い山が低い地の下にあるさまが謙である。実るほどこうべを垂れる稲穂かな。
56.火山旅、上爻、旅立ち、山の上に火が燃え広がっていくさまが旅である。はめを外さないで、謙虚さを失くさず行くべき道を行こう。
62、雷山小過、2爻、少し過ぎる、消極。山上に雷鳴が大げさに轟くさまが小過である。全体的にやりすぎる事なく、控えめに。上の下くらいが丁度いい。
30、離為火、3爻、明智、太陽、明が重なっているさまが離である。燃えるものがあるから火がつく。土台があればこそ。そして必ず燃え尽きる。
34、雷天大壮、4爻、大きな力、雷鳴が天上に轟くさまが大壮である。勢いがある時なのでやりすぎないように。ほどほどを心がける。
11、地天泰、上爻、平和、天地が和合するさまが泰である。いいに流れにも波がある、終わりは潔く崩れるにまかせる。
14、火天大有、大量所有、火が燃え上がって天の上にあるさまが大有である。今ある事柄に目を向ける、これ以上を求めず謙虚に。
13、天火同人、3爻、結集、協力。天の光明が火の明白さと一緒にあるさまが同人である。 1つのことにとらわれず全体を見てバランスを取る。
6、天水訟、2爻、論争、訴訟、天は上に昇り水は下に流れて互いに違った方向をとっているさまが訟である。無理せず目立たないように引いてすごそう。
49、沢火革、上爻、変革、改革、水と火が争うさまが革である。新しい変化を受け入れて合わせていく。
44、天風后、上爻、遭遇、出会い、天の下に風が吹きわたるさまが后である。予期せぬ何かがある。しかし何も無いと思えばそれはそれ。
33、天山遁、5爻、退避、隠遁、天に対して山が迫ってくるさまが遁である。引くべき時、引くことによりうまくいくこともある。
42、風雷益、5爻、増加、風が吹き雷が鳴っているさまが益である。すべきことをやってきた形が今日に繋がっている。このままいこう!
45、沢地萃、4爻、集まる、集合。沢が地の上に登るさまが萃である。集中、とにかく集中、やるべきことをこなしていこう。
50、火風鼎、4爻、即応する、調整。木に火がついて燃え上がるさまが鼎である。無理はしない、できることをやろう。
55、雷火豊、初爻、盛大、豊富。雷鳴と雷光がともにやってくるさまが豊である。イケイケである。今はその状態のままやれることをやろう。
64、火水未済、3爻、未完成、火が水の上にあって所を得ていないさまが未済である。何かをするまえの準備段階ととらえて意識する。
6、天水訟、3爻、論争、訴訟、天は上に昇り水は下に流れ、互いに違った方向をとっているさまが訟である。うまく行っているものは壊さずに維持に努める。
6、天水訟、3爻、論争、訴訟。天は上に昇り水は下に流れ、互いに違った方向をとっているさまが訟である。ほどほどのところで手を打つこと、
11、地天泰、2爻、平和。天地が和合するさまが泰である。バランスの良いいい位置に立てる。偏らない、広い視野で。
52、艮為山、5爻、停止。山を連ねているさまが艮である。余計なことは口にしない、芯さえしっかりしていれば、何も問題ない。
20、風地観、上爻、監察、自戒、風が大地の上を吹きわたっているさまが観である。 観る時であり、観られる時でもある。
12、天地否、4爻、停滞、塞がる。天の気と地の気がそれぞれに固定して交じり合わないさまが否である。物事が進まないそんな時、耐え忍ぶことで道が見えてくる。
16、雷地豫、2爻、よろこび楽しむ、余裕。雷が地上に出て、その威をふるっているさまが豫である。準備して、順序通りに動けば何も問題ない、浮足立たないよう気をつけて。