37、風火家人、3爻、家庭生活。 火が燃えて風が起こるさまが家人である。内面を見つめて、少し締め気味に過ごす。

止まっても 少しずつでも 動くこと

38、火沢睽、3爻、対立。 上に火があり下に沢があって、相反している様が睽である。行くべき方向と反対の意見に意識していく。そこに何か得ることがある。

9、風天小畜、2爻、小さな停止、小さな蓄積。風が天空を吹きめぐっている様が小畜である。進むために今は止まりタイミングを待つ。今の状況を把握し、準備する。

53、風山漸、4爻、進む。 山の上の木が着実に伸びていくさまが、漸である。次の段階に入っていける時、一歩づつ着実に。

16、雷地豫、初爻、よろこび楽しむ、余裕。 雷が地上に上がってきて、その威を奮っている様が豫である。順調に進んでいる、しかし浮かれたり、慢心せずに予定通りの行動を。

24、地雷復、5爻、一陽来復、復帰。 雷鳴のエネルギーがまだ地に潜んでいるさまが復である。自分の道に立ち戻る。

縦に掘り 横に広がる 意識もつ

22、山火賁、5爻、沸き立つ、装飾。 山の麓に火のあるさまが賁である。幽玄。あるものだけで工夫して、最大を創っていく。

21、火雷ゼイゴウ、上爻、噛み砕く。 雷鳴の威力と雷光の明知を兼備する様がゼイゴウである。強い意志と周りと和するバランスが大切な時。

無駄のない 自然な動作は 呼吸から

9、風天小畜、5爻、小さな停止、小さな蓄積。 風が天空を吹きめぐっている様が小畜である。 すぐには通らない、止められながら力を蓄え、強くなった時に通るように準備をする時。

やる意味を 見失なったら 始まりだ

51、震為雷、初爻、地震、雷。 しきりに雷のなる様が震である。 揺さぶられ、脅かされるが、過ぎ去ってしまえば大したことはない。

59、風水渙、上爻、離散。 風が水面を吹きわたって水を散らす様が渙である。風となりよくないものを吹き飛ばし、新しいものをよび込む準備をする。

やってみて 可能な限り 改善を

61、風沢中孚、上爻、まこと、誠実。 沢の上に風が吹きわたって、水をうごかす様が中孚である。不言実行、できることだけやれば良い。

59、風水渙、5爻、離散。 風が水面を吹きわたって水を散らす様が渙である。ものも思いも貯めたものを発散させる、溜め込むこともほどほどに。

50、火風鼎、4爻、即応する、調整。 木に火がついて燃える様が鼎である。やろうとしていることを考えて、できるかどうかどこまでなら大丈夫か判断する。

肚に込め 意識を常に 切らさない

7、地水師、2爻、軍隊、戦争 大地が豊かに水を貯えている様が師である。やるべきことをやりきってもいい。自信を持って。

18、山風蠱、3爻、腐敗。 山の下に風が吹きあれる様が蠱である。少しやりすぎるくらいがちょうどいい。

何事も 地理が根っこに ありにけり

いつもより 8割くらいの スピードで

60、水沢節、上爻、区切り、調整。 沢が水をたたえている様が節である。やりすぎ、締めすぎはよくない。何事も適度に適量であれ。

46、地風升、4爻、上昇、発展。 地の中に木の生ずる様が升である。根が出て伸びるように成長する時、やみくもに伸びないように意識していく。

まず習う ひたすらまねて 慣れてゆく

38、火沢睽、4爻、対立。 上に火があり、下に沢があって相反している様が睽である。 自分の考えにない、新しい発見と捉えて意識していく。

物事を 他人事で とらえない

20、風地観、5爻、観察、自戒。 風が大地の上で吹きわたっている様が観である。 人の振り見て我が振りなおせ、自分自身を観察する。